「アート的旅行学2004」会員募集

【会員の特典とお申込方法】

● ワタリウム美術館の一般会員の待遇が 受けられ
  ます。
● ワタリウム美術館が発する、 全てのいろいろな
  ニュース、 インフォメーションをお送りします
● ワタリウム美術館の展覧会を 無料で御覧頂けま
  す。
● ワタリウム美術館が催す、 いろいろな会に割引
  で参加出来ます。
●有効期間:2005年3月
●入会金10,000円
(ワタリウム美術館サポート会員の方、
 アート的・旅行学ご継続の方は無料。
 ワタリウム美術館一般会員の方は半額)
●年会費 13,000円(旅行経費別途)
 講演会6回 旅行2回


●入会金10,000円
(ワタリウム美術館サポート会員の方、
 アート的・旅行学ご継続の方は無料。
 ワタリウム美術館一般会員の方は半額)
●年会費 13,000円(旅行経費別途)
 講演会6回 旅行2回

●有効期間:2005年3月

振込先
 住友銀行 青山支店
(普)1033281 (名)ワタリウム美術館

お問合せ・申し込み先
ワタリウム美術館
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前3-7-6
Tel.03-3402-3001
Fax.03-3405-7714
E-mail: official@watarium.co.jp



3月6日(土) 岡田喜秋  
西行と言えば、不朽の歌人。京都から吉野へと、草庵の生活のなかで、人生を詠い、
桜の季節には必ずよみがえる旅のすがた。武士から法師となった心境をしのびながら、その足跡の今昔を語ってみたい。
― 山桜咲きぬと聞きて見にゆかむ
人をあらそふ心とどめて。(山家集)

プロフィール
1926年東京生まれ。東北大学卒業。JTBに入社し、33歳から12年間「旅」編集長。
1983年から昨年まで横浜商科大学教授、紀行文学者。著書は50冊。

 

 


4月10日(土)11日(日旅行京都・吉野
講師 岡田喜秋
 
 

桜吹雪の下で、
西行空間を訪ねる

 


5月29日(土)稲次敏郎
「満月」と「雲間の月」の美意識と、
草庵・数寄屋の違い
 

 

数寄屋に至る過程として、書院座敷の美意識から、茶の湯の言葉をたどりながら、千利休の「わび」の美意識を垣間見ます。

 

 

 

 

 

稲次敏郎プロフィール
1924年京都生まれ。1947年東京美術学校図案科卒業。
1988年「建屋と庭園に関する研究」にて日本デザイン学会賞受賞。1995年「建屋と庭園に関係研究」にて
勝見勝賞受賞。2002年勲三等瑞宝賞叙勲。現在、東京芸術大学名誉教授。
宝塚造形芸術大学名誉教授・理事。専攻 環境デザイン。
著書に、『庭園倶楽部』など多数
 


6月26日(土)松岡正剛
ルナティックス
 
月は自分では光らない。太陽に照らされ反射する。おまけに地球の影を体に受ける。
そのような月を重視して、古来、「月知学」というべき隔絶の知と美の系譜から出来上がってきた。そこに月神信仰からエリザベス朝に及び、ジプシーからデヴィット・ボウイに及ぶ系譜が生じた。しばし、「月に酔う者たち」の話に耽りたい。
1944年、京都市生まれ。編集工学研究所所長、帝塚山学院大学教授独自の方法的世界観を編集工学として確立、その研究成果を著作・映像・マルチメディア・インターネットなど斬新な手法で発表している。主な著書に、『ルナティックス』『花鳥風月の科学』『フラジャイル』『知の編集工学』『日本流』『山水思想』『遊学』ほか多数。
 


7月31日(土)志賀 勝
月暦を知る
 
私達は太陽のリズムだけで成る太陽暦の時間を生きていますが、これに対し月のリズムから成る月の暦があります。分かりやすく言うと、私達の誕生日は太陽のリズムの日付けですが、もうひとつ月のリズムの誕生日を誰もがもっています。それを教えてくれるのが
月暦(旧暦)ですが、この月暦は月と太陽の両方が分かるように作られています。
月暦の成り立ちや有用性を学習しながら、ひいては月のもつ神秘性へと話は及びます。

1949年生まれ。日本読書新聞編集長を経て、著述業。月やシャーマニズムの研究家。
著書に、『人は月に生かされている』、『魔女の素顔』、『病気は怖くない』等があり、
毎年「月と季節の暦」を制作している。





 


8月28日(土)29日(日)京都・奈良 庭園研修旅行
講師 稲次敏郎