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Joseph Beuys展 / 国境を越えユーラシアへ
会期 1991年9月21日(sat)−12月30日(mon)
協賛 ドイッチェ・バンク、メルセデス・ベンツ日本、ルフトハンザ、サントリー、沢の鶴、オムロン
展示協賛 旭硝子 パナソニック
後援 外務省、ドイツ大使館、ポーランド大使館、東京ドイツ文化センター
展示内容会場風景
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環境問題、政治参加、経済システム、教育、民族問題、国境問題、ドイツの東西統一をも唱え続けていたドイツのアーティスト、ヨーゼフ・ボイスの展覧会。
1981年ボイスは家族とともに、自分の作品数百点をトラックに積み、ドイツからポーランドへと国境を越え東側圏で唯一の国際的ウッジ現代美術館に寄贈したのでした。この一連のアクションをボイスは『ポーランド』、『ポーレン(花粉)』を捩った『ポーレン・ポランスポート』と呼ばれた。このアクションのなかの代表作百数点をウッジ現代美術館から、1983年東と西に分断されていたベルリンで発表された「経済の価値』を展示。この『経済の価値は』東ドイツのスーパーマーケットで購入した日常品を古びたスチール棚に陳列した作品。背後に展示される平面作品は、展示される国や地方の代表的な絵画を展示すること、手前にある白い彫刻台の欠けてしまった四つ角にはバターで補習されることなど決められている。ボイスは分断された東と西の経済的なものだけでなく、あらゆる価値観の差異を変換して見せている。白い彫刻台の上部には鉛筆で『ユーラシア人によろしく』と描かれている。
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ワタリウム美術館
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