lectures / workshop
現代アートは、『今をどう生きるか』という問いから始まります。
かつて、現実生活からのがれて、山で一人籠って制作した絵画を鑑賞する時代と、厳しい毎日に追われている現代人が作品に感動する時代とは、明らかに違うものになっています。

ワタリウム美術館は、展覧会に関係した講演会やワークショップだけでなくテーマ別の研究会、講演会、ワークショップを年間で行っていきます。他分野の専門家たちから多くの幅広い知識と考え方を学んでいきながら、新たな現代アートとの接点を探ります。
2001-20022002-20032004前半後半
現代アート大学
1992年から始まったこのシリーズは、アーティストや評論家だけに限定したものではなく教育者やデザイナー、また海外からのゲストなども迎え、幅広く現代アートをとらえていきます。

2001-2002

現代アート大学 2001〜2002

招待
2001年10月17日(thu)

■ポフ、2001とは、そしてサイバー東京ラリー

<ポフ>は、あるアイデアやひとつのテキストから誕生し、発展する彼の作品制作の総合体です。<ポフ>はある必要から生まれます。それは願望のオブジェであり、遭遇/出会いのオブジェです。
「僕はアートを吸収し、飲み込み、消化することを提案します。そして、意味や文化体系に捕われずにアートと関係を持つことで自分がその一部になることも出来るのです。」と語る。

講師=ファブリス・イベール Fabrice Hybert (フランス、アーティスト)
1961年フランス生まれ。97年ベニス・ビエンナーレで、フランス館をTV局として機能させ、最年少で<金獅子賞>を受賞。さらに2000年を記念した、フランス政府のパブリック・アート・プロジェクトでは、凱旋門に環境保護をテーマとする作品『時の変化』を制作。
ワタリウム美術館で展覧会を開催中(2001年11月25日まで)。

講演会
2001年11月9日(fri)

■地域との交流のあり方 例えば柳田国男の場合 哲学・一日アート大学 日本編と合同
柳田民俗学とは何か。柳田の描いた日本とは何か。柳田の語った東北/語らなかった東北とは何か。「ひとつの日本」から「いくつもの日本」へと、列島の民族史的景観を開きながら、柳田の可能性と限界を問いたい、と思う。

講師=赤坂憲雄 Norio Akasaka (日本、東北芸術工科大学教授)
1953年生まれ。東京大学文学部卒。専攻は民俗学、東北文化論。東北芸術工科大学教授。
著書に『柳田国男の発生』3部作、『柳田国男の読み方』『東西/南北考』など。

 
2001年12月1日(sat)

■ポップ・アート前哨 見えたままに、ラディカルなものの見方)
50年代のイギリスで現実が持つインパクトに対する共通の若いアーティストや建築家のグループが結集した。例えば、アリソン・スミッソン夫妻。(建築家)。エデュアルド・パオロッツイ。ナイジェル・ヘンダーソン。リチャード・ハミルトン。(アーティスト)。彼らは建築やアートに対する理論主義を否定し、イギリス文学、演劇、映画に共鳴していた。平凡な現象や熱狂に対する率直さはポップ・アート・ムーブメントにとって欠かせない。

講師=クロード・リヒテンシュタイン Claude Lichtenstein
(スイス、チューリッヒ・デザイン美術館キュレイター、バックミンスター・フラー展共同キュレーター)

 
2002年1月17日(thu)

■お互いに見つめ合う
文化間の交流は、これからの千年における挑戦の中核をなしています。この講演において、現代の視覚芸術において、現代の視覚芸術の作家を通して、異文化同士がどのように向き合い、見つめ合うのかという問題に焦点を向けます。

講師=ロナルド・ヴァンデソンペル Ronald Van de Sompel
(ベルギー、アントワープ美術館キュレイター)

現代音楽会
2002年1月末(日程はお問合せください)

■ サウンド・パフォーマンス バックミンスター・フラーに捧ぐ
この数年、音響・芸術・科学の間を間を横断するような、きわめてデリケートでポエティックな作品を発表し、今年開催のヴェネツィア・ビエンナーレでも注目をされたカールステン・ニコライの今回のパフォーマンスは、アーティストが長年にわたって関心を寄せてきたというバックミンスター・フラーへのオマージュとして、またその可能性と未来への問いかけとしておこなわれるもの。池田亮司との共演を予定。

講師=カールステン・ニコライ Carsten Nicolai (ドイツ、アーティスト、エンプティ・ガーデン展(1999年)に出展)
1965年ドイツのカール=マルクス市生まれ。現在ベルリンを拠点に活動する新しい世代のアーティスト。ランドスケープ・デザインを学んだ経歴を持つ。95年レコード・レーベル「ノートン」を設立し、作品の多くもサウンドとの深い関わりをもつ。2002年、オーストリア・リンツにてアルス・エレクトロニカ・グランプリを受賞。

講演会
2002年2月14日(fri)

■ビエンナーレ探訪 ― 21世紀のアートの行方
2001年横浜で第一回のトリエンナーレが開かれた。世界中で、このような2年(ビエンナーレ)、3年(トリエンナーレ) ごとの大規模な国際展が行われている。20世紀末から、なぜ国際展がひんぱんに開催されるようになったのだろうか。その理由を、最近のいくつかのビエンナーレをとり上げることで、出品される作品の傾向とともに探っていく。

講師= 市原研太郎 Kentaro Ichihara (日本、インデペンデント・キュレイター)
1949年生まれ、京都大学卒業。80年代後半より本格的に美術評論を始める。著書に「ゲルハルト・リヒター」「ジグマー・ポルケ」「マイク・ケリー」など。

 
2002年(日程は後日お知らせします)

■「宇宙船地球号」の夢
二十世紀最高の空間構造の発明家が同時に重要な思想家と呼ばれる所以は、無限大にひろがるドームを発明して、地球さえおおってみせると考えただけでなく、これを外側から眺めるために、瞑想による意識拡張によって、運行不能になっているこの宇宙船のあらたな操縦マニュアルを、独自のデーター・ベースに基づいて書こうとしていたことだった。中断された全生態系を相互関連させるプロジェクト、二十一世紀には誰か引き継がねばなるまい。

講師=磯崎新 Arata Isozaki 日本 建築家
1931年に生まれ。1961年東京大学数物系大学院建築学博士課程修了。1963年磯崎新アトリエ創設。東京大学、UCLA、ハーバード大学、コロンビア大学など国内外の客員教授、また国際コンペの審査員。世界各地での講演・シンポジウムとならんで、ロンドン、ヴェニス、パリ、ニューヨークなど諸都市で、建築家・美術展・個展と多彩な活動を展開。MOCA−ロスアンゼルス現代美術館など国際的な仕事を数多く手がける。
著書「空間へ」「建築の解体」「手法が」「見立ての手法」「イメージゲーム」「始原のもどき」「造物主義論」「人体の影」「建築の地層」「磯崎新の仕事術」「磯崎新の発想法」「ル・コルビジェとはだれか」など多数。

特典
■ワタリウム会員の方、その他講演会参加の方、入会金は無料です。
■ワタリウム美術館の展覧会を無料でご覧になれます。
■ワタリウム美術館からの、すべてのインフォメーションが受けられます。
■講演会、ワークショップなど、期間中、ワタリウム美術館での催物には、割引で参加できます。

会費
■入会金/3,000円
■参加費/10,000円
■三井住友銀行 青山支店 (普)1033281 (名)ワタリウム美術館

お問合せ・お申込先
■ワタリウム美術館
 〒150-0001 東京都渋谷区神宮前3-7-6
 Tel.03−3402−3001 Fax.03−3405−7714
 email:official@watarium.co.jp


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